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例えば、2003年時点での電波使用比率は、携帯電話の約11%に対して放送局は約8%です。ところが、電波利用料で見ると、総額540億円のうちの93%以上を携帯電話の端末と基地局で占めています。一方で、放送局は1%しか負担していない。
携帯電話は基地を非常に稠密に建て、同じ電波を全国で何千回も繰り返して効率よく使っています。しかし、放送局は1本の電波を関東エリア全域に送るというように、非常に無駄が多い使い方をしている。
ひとつのアンテナから広域にドーンと電波を出す方法では、1つの周波数は同じ地域で1回しか使えない。携帯電話のように、その地域に何千と基地局を置けば、その何千倍ものユーザが同じ周波数を使えるんです。
だから、付加価値にして90倍以上も違う。そういう技術があるのに、なぜ地上デジタル放送というかたちで非効率な方法を繰り返すのか。